アナログ・ディジタル回路と信号処理システム
回路のパラメータを自動的に最適設計するためのアルゴリズムを研究します。具体的にはSA(Simulated Annealing)法、GA(Genetic Algorithm)法を研究します。


高次ΔΣ変調器の設計

高精度なA/D変換器の実現のために用いられるΔΣ変調器ですが、精度を上げるために次数を上げると安定性の面などに問題が発生します。適切な回路パラメータを設定することで精度と安定性の両立を実現する研究を行っています。


遺伝的アルゴリズム

GA法の流れは以下の図のようになります。
GAでは与えられた課題に対して、解の候補を多数生成する。その解候補の集団に対して、各種(適応度評価・選択・交叉・突然変異など)の遺伝的操作を適用する。この操作を繰り返すことで課題に対する解候補の評価値を逐次向上させていき、最終的に課題に対する1つの解に収束させる。

GA法のフローチャート

研究内容

当研究室ではΔ変調器の最適設計に関して次のような内容を研究しています。

SA法

多点探索型シミュレーテッド・アニーリング法による最適設計

GA法

遺伝的アルゴリズムによるΔΣ変調器の最適設計

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